メンバー紹介

所長弁理士

木内光春 / 登録番号8196

弁理士として46年、特許・意匠・商標の各分野において実務を積み重ねてきました。特定の技術分野に偏ることなく、電機、機械、化学、コンピュータなど幅広い技術を対象に、常に「誰にでもわかりやすい説明」を心がけてきたのが私の信条です。
また、弁理士試験の意匠分野の試験委員を務めた経験を活かし、法制度と実務の両面に精通しているのも強みの一つです。近年では、AI技術、とりわけ生成AIや機械学習に関連する出願や無効審判にも対応する機会が増えており、AIに関する技術的知識を備えていることも依頼者の信頼につながっていると感じています。
特に、知財訴訟においては、技術と法の両面をにらんだ戦略立案を強みとし、これまで幾多の困難な事件で依頼者の利益を実現してきました。こうした成果は、私一人の力ではなく、所員との長年にわたる信頼と協力によって築かれてきたものであり、実務の最前線におけるチームワークの重要性を日々実感しています。
技術の本質に迫る力と法律的な観点の両立こそが、現代の弁理士に求められる姿だと考えています。そうした姿勢を大切にしながら、年齢にとらわれることなく柔軟性を保ち続け、大企業から中小企業、個人の発明者まで、多様な依頼者の皆様からの信頼に応え続けてまいります。

昭和47年 3月
早稲田大学第1商学部卒業
昭和47年 4月
信和法律特許事務所入所
昭和51年 12月
弁理士登録
昭和54年 4月
木内特許事務所設立
平成6年度
弁理士会副会長
平成10年度
弁理士会意匠委員会委員長
平成12年度
弁理士会常議員会 議長
所長 弁理士 木内光春 登録番号8196

弁理士
大熊考一 / 登録番号11256

半導体製造装置など、構成の複雑な技術内容についても、要点を的確に捉えた分かりやすい記述でまとめる力に定評のある、実務経験30年以上のベテラン弁理士です。コンピュータ関連の出願においては、テクニカルエンジニア(ネットワーク)としての知識と経験を活かし、技術的な理解と戦略的な出願設計を両立させる高い対応力を有しています。

また、商標出願・権利化・係争対応に関する業務にも精通しており、ブランド保護に関する実務にも幅広く対応しています。依頼者の要望や技術背景を丁寧にくみ取り、正確かつ緻密な文書作成と誠実なコミュニケーションにより、厚い信頼を築いてきました。

大学生時代から木内特許法律事務所に関わり、長年にわたって所内を支え続けてきた存在でもあります。穏やかな人柄と堅実な仕事ぶりで、安心して相談できる弁理士として、依頼者にも所内にも信頼されています。

平成4年 3月
早稲田大学法学部卒業
平成4年 4月
木内特許事務所入所
平成10年 11月
弁理士登録
弁理士 大熊考一 登録番号11256

弁理士
片桐貞典 / 登録番号16350

化学・材料分野、リアクトルや圧粉磁心などの電気技術、医療機器、光学レンズ、複合機、産業用ソフトウェアに関連する技術分野を手がけてきました。IT系発明や開発ツール関連の出願も経験。

発明発掘の場面では、依頼者の話を丁寧に引き出し、潜在的な技術価値を見つけつつ、技術的本質をわかりやすく明細書に落とし込むことを重視しています。常に依頼者に寄り添いながら、技術と権利の架け橋として知財の価値最大化を目指します。

平成11年 3月
上智大学理工学部卒業
平成20年 11月
弁理士登録
平成22年 8月
木内特許事務所入所
弁理士 片桐貞典 登録番号16350

弁理士
丸山亮司 / 登録番号13676

かつて電力・エレクトロニクス関連の電機メーカにおいて、計測器関連の設計、研究開発、スマートグリッド、太陽光発電、スマートメーターといった社会インフラ・エネルギー関連事業の知財管理に従事。2016年より木内特許法律事務所に参画し、電気分野を中心に、社会インフラやエレクトロニクス技術に関する明細書作成を担当しています。
現場での経験を踏まえた技術理解と、細部まで丁寧に仕上げる文書作成力で、電気・電子分野の出願実務において高い信頼を得ています。
技術者とのやりとりを重視しながら、実務の精度とスピードの両立を目指し、依頼者の技術を確実に権利化へと導いています。

昭和56年 3月
慶應義塾大学工学部卒業
平成16年 12月
弁理士登録
平成28年 4月
木内特許法律事務所入所
弁理士 丸山亮司 登録番号13676

弁護士弁理士木内加奈子
弁護士 / 登録番号37907 弁理士 / 登録番号21701

弁護士と弁理士の双方の資格を活かし、特許・意匠・商標に関する出願業務から、審査対応、異議申立や無効審判といった争いへの対応、さらに知財契約や訴訟業務まで、国内外の知的財産業務全般に幅広く対応しています。特に化学・機械分野については、これまでの実務経験を活かし、技術的な理解と法律的な整理の両方を兼ね備えた対応が強みです。ライセンス、共同開発、秘密保持といった契約書の作成や、異議申立・無効審判などの法的書面においても、実情に即したわかりやすく実践的な提案に定評があります。また、海外代理人とのやりとりや、外国出願・マドプロ出願にも数多く携わっており、グローバル案件にも安心してご相談いただけます。事務所内では、弁理士・技術者と密に連携し、分野の垣根を越えてチームで案件を進めるスタイルを大切にしています。

「一期一会」の出会いを大切にし、丁寧なコミュニケーションと柔らかい雰囲気で、初期相談から権利化、係争まで一貫して寄り添う姿勢が、多くの企業や個人の皆さまから信頼をいただいています。

平成14年 3月
慶應義塾大学商学部卒業
平成20年 10月
弁護士登録
平成23年 4月
木内特許法律事務所入所
弁護士 木内加奈子 登録番号37907

弁護士
西阪裕 / 登録番号55426

電気・機械系を中心とした技術分野に高い理解を持ち、出願実務と法務の双方に携わってきた弁護士です。大学では機械工学を専攻し、入所以来、まずは弁理士業務として特許明細書の作成や中間対応などに従事。その後、弁護士として訴訟、無効審判、契約実務など、より広範な知財法務を担っています。

知財紛争、権利化戦略、契約書の作成・レビューなど、知財関連業務全般に対応可能であり、特に技術の本質を正確に把握したうえで、法的リスクや戦略を見据えた実務的なアドバイスを提供できる点に定評があります。

温和な人柄で相談しやすく、所内外からの信頼も厚い存在です。弁理士や技術者と密に連携しながら、出願から係争対応まで一貫して支援する体制を支える中心的な役割を担っています。理系的素養と法律的判断力を兼ね備えた、現場感覚に根ざした知財法務の担い手です。

平成19年 3月
東京都立大学工学部卒業
平成24年 3月
東海大学法科大学院実務法学研究科修了
平成29年 1月
木内特許法律事務所入所
平成29年 2月
弁護士登録
弁護士 西阪裕 登録番号55426

技術者
N.Y.

高校時代のご縁で所長とつながり、大学では法学を学んだ後、1983年より弁理士の補助者として当事務所に勤務しています。以来40年以上、特許・意匠・商標を中心とする様々な案件に、丁寧かつ誠実に取り組んできました。

これまでに機械・電気・情報系の技術分野にも幅広く携わり、所内では「柔らかい雰囲気で対応が丁寧」との声もいただいています。積み重ねてきた経験を活かし、日々の業務を着実に支えています。

趣味は弓道と手話サークル。静かな所作を重んじる弓道と、思いやりを大切にする手話の姿勢は、業務における丁寧さと誠実さにも通じています。落ち着いた対応と誠実な人柄で、所内外から厚い信頼を得ています。

技術者 中澤佳樹

技術者統括部長
木内友春

弁理士・弁護士の指示のもと、事務・会計・総務部門の業務支援およびマネジメントを担うパラリーガルスタッフです。法律判断や専門的業務を行うことはありませんが、所内の運営が円滑に進むよう、間接部門の調整や補助業務を通じて事務所全体のサポートを行っています。

日常的には、案件の進行状況の把握と可視化、期限管理のサポート、各部門間の情報共有促進、業務の優先順位整理などを担当し、弁理士・弁護士・技術者・事務スタッフがそれぞれの専門業務に集中できる環境整備に尽力しています。

また、統括部長として、所内の働き方改革や業務効率の見直しなど、職場環境の改善活動にも積極的に参加し、組織全体の生産性とチーム力の向上に貢献しています。職員一人ひとりの役割と強みを理解し、柔軟に調整する姿勢は、社内外を問わず信頼を集めています。

「より良い知財部を一緒に作っていきましょう。」という想いのもと、依頼者の知財部門における日々の細かな業務負担を軽減することを意識し、弁理士・弁護士のもとでその支援体制を整えることに尽力しています。表に立つ役割ではないものの、所内外の信頼と安心感の土台を支える存在として、今後も縁の下から知財業務の円滑な遂行を支えてまいります。

木内友春

技術者
木内貴春

理工系出身で、特許実務の経験を活かしながら、技術支援業務と所内業務の両面に携わるスタッフです。技術資料の読解や明細書作成補助など、弁理士や技術者と連携した支援業務に対応する一方、AI・センサ・電子回路などの分野についても理解を有し、適切な情報整理と構成力でサポートを行っています。

また、事務所内のITインフラやクラウド運用の整備、進捗やタスクの可視化といった業務改善にも取り組み、効率的な環境構築に尽力。経理・会計業務も担当し、透明性ある事務所運営の一翼を担っています。

業務全体を見渡し、所員が安心して働ける体制を支える存在として、柔軟かつ誠実な姿勢で事務所運営を下支えしています。

木内貴春